ハイグレードタイプ STP-3 3Dプリンター組立キット

電気配線

W・・・平ワッシャー SW・・・スプリングワッシャー N・・・ナット

1 ドライバ基板の取付

ドライバ基板とヒートシンクです。
ヒートシンクに両面テープが貼ってありますのでシートをはがしてICに接着してください。
4個すべてこのようにしてください。
   Z軸用のドライバだけは電流値を少し下げる必要があります。
可変抵抗を回して写真と同じになるように調整してください。

この調整を忘れるとステッピングモーターやドライバが過熱して誤動作する事があります。
ご注意願います。
コントロールボードRAMPS基板にドライバ基板を差し込んでください。(4箇所)
向きを間違えないよう注意してください。
向きを間違えるとドライバが破損します。
2 ケーブルブラケットの取付

写真のように上の横手前フレームをずらして角ナットを3個入れてケーブルブラケットAを取り付けてください。
ケーブルブラケットAは写真のように3箇所に取り付けてください。

M5*10+W+SW+角NUT

3 プリントヘッド用配線の固定

プリントヘッド周りの電線にスパイラルチューブを被せて写真のようにケーブルブラケットBに固定してください。

マイクロスイッチは動きますので線に余裕を持たせてください。(茶色2本の線)
   
Xキャリーが最も右に移動した場合にケーブルに余裕を持たせて固定してください。
4 X軸モーターとX軸マイクロスイッチの配線を合流

X軸ステッピングモーターとX軸マイクロスイッチの線をスパイラルチューブ内に合流させてください。

Z軸方向(上下方向)に動きますので線に余裕を持たせてください。

5 各機器からRAMPSへの配線

モーターやマイクロスイッチの線をコントロールボードRAMPSへ接続します。
   基板の色が緑の場合は基板に端子の記号が印刷されています。

 基板の色が赤の場合は端子の記号が印刷されていません。左の写真をご参照願います。
X、Y、Zはステッピングモーターの接続端子です。

X

X軸のモーターの線を赤の線が左側に来るように差し込んでください。

Y

Y軸のモーターの線を赤の線が左側に来るように差し込んでください。

Z

Z軸モーターの線を赤の線が左側にに来るように差し込んでください。(2台分をパラレルで接続)


E0はエクストルーダー用ステッピングモーターの接続端子です。

E0

プリントヘッドからのモーターの線を赤の線が左側に来るように差し込んでください。
右上にある横6ピン×縦3ピンの接続端子はマイクロスイッチの接続端子です。
左からX軸END、X軸MAX、Y軸END、Y軸MAX、Z軸END、Z軸MAX用です。

使うのはEND用だけでMAX用は使いません。
縦方向に3ピンありますが上の2ピンに差し込んでください。
3ピン目は使いません。

X軸END・・・X軸用マイクロスイッチ(紫色)
Y軸END・・・Y軸用マイクロスイッチ(黄色)
Z軸END・・・Z軸用マイクロスイッチ(茶色)


その下は温度計測用のサーミスターの接続端子です。

T0・・・ホットエンドサーミスター(青色)
T1・・・ヒートベッドサーミスター(灰色)

サーボモーターの線を写真の位置に差し込んでください。

色を間違えないよう接続してください。

ヒーター用の線をネジ締めしてください。

D10・・・ホットエンドヒーター(白の線)

D8・・・ヒートベッドヒーター(赤黒のペア線)

左下の4極のコネクタは電源用コネクタです。

+側に赤の電源線を、-側に黒の電源線を接続してください。
色を間違えないよう接続してください。
電源線は大きな電流が流れます。
ネジは強く締め付けてください。
締め付けが不十分ですと過熱してコネクタが焦げたり煙りが出る恐れがあります。
6 RAMPS周辺の配線

左はRAMPS1.4周辺の結線図です。

RAMPS1.4の詳細は下記をクリック

http://reprap.org/wiki/File:RAMPS1.4schematic.png

下はRAMPS1.4の回路図です。

7 電源端子周りの配線

電源スイッチパネルにロッカースイッチを取り付けてください。
ACコードを加工してこのようにハンダ付けしてください。
電源スイッチパネルは右側面に固定してください。

M5*12+W+SW+角ナットで固定
電源の端子部分はこのように接続してください。
一番上の2本はAC100Vの入力端子です。
その下の3つ目の端子はフレームグランド端子です。接続不要です。

次の3つは-V(GND)端子です。
黒線を接続してください。
黒の細い線はプリントヘッドのファンの線です。

最後の3つは+V(+12V)の端子です。
赤の線を接続してください。
赤の細い線はプリントヘッドのファンの線です。

電源線は+と-を間違えないよう注意してください。
間違えると壊れます。

+V・・・・赤の線
-V・・・・黒の線


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